【カードゲーム紹介】カラーギャングルズ【このシマは俺のものだ!】
ゲームのルール
ゲームの目的
プレイヤー全員でカードを出し合って、その強弱を競い合い、領土を獲得していきます。
「タテ・ヨコ・ナナメ」いずれかの3つ並びで領土タイルを獲得したプレイヤーの勝利となります!
ただし、9ラウンドが終了しても、プレイヤー全員が3つ並びのタイルを獲得できていなかった場合には別途勝利条件があります。
ゲームの準備
マーカーと使用するカードの準備
- 各プレイヤーは自分の色を決め、その色のマーカー5個を受け取ります。数字カードは全員分まとめておき、後ほど配ります。
- 数字切札カードは、プレイヤーが選んだ色のみ使用します。(誰も使わない色のカードは箱にしまっておきます)
- 色切札カードも同様に、プレイヤーが選んだ色のみを使用します。(こちらも箱にしまっておきましょう)
切札カードの準備
- 色切札カードをシャッフルし、裏向きの山札にします。
- 数字切札カードも同じくシャッフルし、裏向きの山札にします。(※色切札カードとは別の山札にします)
- 色切札カード / 数字切札カードの山札からそれぞれ1枚めくって公開します。
ここで公開したカードが最初の切札カードとなります。
Tips!
切札カードは、各ラウンドの勝敗判定時に使用します(後述)
それぞれの切札カードに書かれている色と数字が一致するカードが強い!と覚えておくと良いでしょう。
領土タイルの準備
・領土タイルをランダムに9枚選びます。残りは箱にしまってしまいましょう。
・選んだ9枚のタイルをランダムで表向きで3×3に並べます。
・領土タイルの中に、達成難易度3(マークが3つ)のタイルがあった場合、中央のタイルと入れ替えます。
※領土タイルの種類はルールブックに「付録:領土タイル一覧」として記載されています。
是非ご購入して読んでみてください!
数字カードの配布
- 数字カードをシャッフルし、全員に10枚ずつ配ります。
- 配られたカードは他のプレイヤーには数字を見せないようにします。このカードが手札となります。
数字カードの色は裏面に表示されており、相手は表面を見ずに色を知ることができるようになっております。
手札の色はどのプレイヤーもいつでも知れる情報(公開情報)となります。
相手にカードの色が見えるようにしておきましょう。
ドラフト(手札交換)
※カードを選択する際の重要な情報となるので、ドラフトの前に先述した切札カードの準備を済ませておきましょう。
(数字切札カード / 色切札カードが1枚ずつ表向きになっている状態にします)
- 各プレイヤーは、それぞれ不要なカードを2枚手札から選び、「裏向き」にして自分の左隣にいるプレイヤーの前に伏せて置きます。
- 回ってきたカードは「表面(数字の書かれている面)は見ず」、裏面の色だけを見て、好きな方を1枚手札に加えます。
- 受け取らなかった一枚はこのゲーム中には使いません。捨て札として一箇所にまとめておきましょう。
Tips
初めて遊ぶ場合などは、ドラフトルールは無しでもOKです。
無しとした場合には、数字カードの配布時にプレイヤーに配る数字カードは9枚ずつとします。(≠10枚)
余った数字カード(プレイヤー人数×1枚)は捨て札として一箇所にまとめておきましょう。
「リードプレイヤー」の決定
最近、最もギャングっぽい言葉を喋った人が「リードプレイヤー(最初にカードを出す人)」となります。
うまく決められない場合はじゃんけんなどの方法でリードプレイヤーを決めましょう。
いよいよゲームの開始です!
ゲームの流れ
ゲームは下記1~4を1ラウンドとして、最大で9ラウンドを行ないます。
- カードのプレイ
- 勝敗判定
- 領土タイルの獲得と切札更新
- 終了条件の判定
カードのプレイ
リードプレイヤーから時計回りの順に、一人1枚ずつ、自分の前に表向きでカードを出します。
カードを出す際のルール:通称「マストフォロー」
- リードプレイヤーは任意のカードを出すことができます。
- リードプレイヤー以外のプレイヤーは、リードプレイヤーが出した色のカードを手札に持っているのであれば、必ず出さなければなりません。
- リードプレイヤーが出した色と同じ色を持っていない場合に限り、好きな色のカードを出すことができます。
勝敗判定
- 全員が1枚ずつ出し終わったらカードの色と数字を比較して勝者と敗者を1名ずつ決定します。
- カードの強弱は数字と色を勝敗判定テーブルの内容に沿って決定します。(後述)
- 勝敗判定テーブルの条件で勝敗が決まらない場合、先に出したプレイヤーが勝者となります。
- 「勝者」(最も強かったプレイヤー)と「敗者」(最も弱かったプレイヤー)はそれぞれ勝者タイルと敗者タイルを受け取ります。
上記勝敗決定に関する早見表がサマリーとして公開されております。
実際のカードを使用した例も挙げさせていただきます。(※5人プレイ時:番号は順位)
- アオで5のカードを出したプレイヤーが最も強い(A)
- キで5のカードを出したプレイヤーが2位(C)
- アオで1のカードを出したプレイヤーが3位(D)
- アカの8を出したプレイヤーが4位(E)
- ミドリで10を出したプレイヤーが最弱(F)
上記のように、数字だけの優劣ではなく、切札カードによっては大きな数字よりも小さな数字のほうが有利になることがあります。
領土タイルの獲得と切札更新
「勝者」になったプレイヤーは以下の【領土獲得】と【切札更新】を行います。
【領土獲得】
- 場に出されたカードを見て、条件を満たしている領土タイルいずれか一つの上にマーカーを配置します。
- 該当する領土タイルにすでに他プレイヤーのマーカーがあっても、自分のマーカーを配置できます。先に置かれているマーカーは取り除かず、そのままにしておきます。
- 複数のタイルの条件を満たしている場合でも、いずれか一つにしかマーカーを置くことはできません。
- 自分のマーカーが置かれている領土タイルにさらにマーカーを配置することは出来ません。
- マーカーを領土タイルに置ける場合は必ず置かなければいけません。また、手持ちのマーカーが無い場合や、条件を満たしている領土タイルが一つもない場合には置くことが出来ませんのでご注意を。
【切札更新】
- 数字切札カードor色切札カードのいずれか一枚を更新することが出来ます。(しなくてもOKです)
- 更新したい切札カードの、山札の一番上のカードを表向きにして現在の切札カードに重ねます。
- すでに山札が尽きている場合には切札カードの更新はできません。
終了条件の判定
下記の条件が満たされたら直ちにゲーム終了となります。
- 誰かがタテ・ヨコ・ナナメいずれか3つ並びの領土タイルを獲得している。
⇒達成したプレイヤーの勝利!
上記条件が満たされておらず、9ラウンドに達していない場合には次のラウンドへ進みます。
9ラウンドが終了しても、プレイヤー全員が3つ並びのタイルを獲得できていなかった場合には
- 獲得した領土タイルに描かれている足跡マークを数えて合計数が最も多いプレイヤーの勝利
- 足跡マークの合計が同数の場合、領土タイルに置いたマーカーの数が最も多いプレイヤーの勝利
- どちらもも同数の場合は引き分け
となります!
プレイヤー全員の奮闘を称え合いましょう!!
「カラーギャングルズ」の魅力
カードの強弱によって勝敗を決めていく「トリックテイキング(略称:トリテ)」と呼ばれるカードゲームです。
通常のカードゲームよりも公開情報が多く、「相手の手札の色」や「最強カードとなる条件」などがカードを出す前から分かるので、相手の戦略をある程度暴くことが可能です。
ただし、深読みしすぎると相手に裏をかかれることもあるので要注意!
また「トリックテイキング」の多くが、勝てば何かしらの報酬を得られるものが多いのですが、「カラーギャングルズ」の場合、領土の獲得にも条件があります。
「最強のカードを出したのに、領土が取れなかった!!」
ということも起こるなど、カードの読み合い以外にも運も必要となります。。
他プレイヤーとの読み合い、勝負ドコロを決める心の強さ、そして、一つまみの運。
それら全てを兼ね備えたプレイヤーこそが「カラーギャングルズ」のボスになれるのです!
そんな「カラーギャングルズ」は下記の店舗にて購入可能です!
是非、ご購入して遊んでみてください!
BREMEN Gamesさんの別タイトル「Quiek!(クヴィーク!)」も紹介させていただいております!
是非こちらもご一読ください!!
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