【ボードゲーム紹介】TREND COLOR【ファッションリーダーに俺はなる!】
今回紹介するアナログゲームは「TREND COLOR」です。
「TREND COLOR」ってどんなゲーム?
各プレイヤーはファッションデザイナーとなり、トレンドとなるファッションアイテムを手に入れていきます。
ただし、ファッションアイテムは手に入れるだけではいけません。
それらアイテムを駆使して流行を作り上げていかなければ、ファッションアイテムの価値は高まりません。
流行の操作をしつつ、欲しいファッションアイテムを集めていき、得点を稼いでいくことで真のファッションデザイナーを目指すのが「TREND COLOR」の目的となります。
「TREND COLOR」の基本情報
- プレイ人数
- 3人~4人
- プレイ時間
- 30分~40分
- 推奨年齢
- 8歳~
- 制作
- 我楽多ボックス
- ゲームデザイン
- ピサミン
- アートワーク
- 8ee
- ブース番号
- ゲムマ2019秋:土曜 Q31
コンポーネント(内容物)
- メインボード:1枚
- モデルカード:8枚
- ショップカード:23枚
- ボーナス得点カード:5枚
- チップ:80枚(8種類:各10枚)
- キューブ 8個(4色:各2個)
- 巾着袋:1袋
- 説明書:1部
ゲームのルール
ゲームの目的
プレイヤーはファッションデザイナーとなり、色彩豊かなファッションアイテムを集めていきます。
ファッションアイテムを闇雲に集めていくのではなく、世の中のトレンドを操作し、集めたいファッションアイテムの人気も高めていきましょう。
そうしてファッションアイテムを集めていき、ゲーム終了時に最も高い得点を獲得していたプレイヤーの勝利です!
流行り廃りの激しいファッション業界を制し、デザイナーとしての誉れを手に入れましょう!!
ゲームの準備
全体の用意
プレイヤーの人数により、使用するショップカードが異なります。
カードの左上に描かれたマークを確認し、プレイヤーの人数と異なるショップカードを全て除きます。
※3人プレイでは7枚、4人プレイでは2枚を除きます。
ここで除いたショップカードは箱の中に戻し、混ざらないようにして下さい
ショップカードを裏向きにしてよく混ぜ、裏向きのままメインボードの横に置きます。
このカードの束を、山札と呼びます。
山札から人数+1枚を表向きにして並べます。
ボーナス得点カードをラウンド数の順になるように重ねて、メインボードの横に置きます。
B.チップの初期配置
8色のチップを各色1枚ずつ脇によけ、残りのチップ72枚を巾着袋に入れてよく混ぜます。
脇によけた8枚を『得点表示チップ』と呼び、ゲーム終了時まで使用しません。
巾着袋からランダムにチップを1枚引き、メインボード上の「S1」と書かれた位置に置きます。
同様に2枚目を「S2」、3枚目を「S3」…と置いていきます。
このとき既に配置済みのチップと同じ色のチップを引いた場合、それを袋に戻してチップの初期配置は終了となります。
初期配置のチップは、どのプレイヤーが引いても構いません。
※初期配置で同じ色のチップを複数枚置くことはありません。
また、初期配置のチップ枚数は1枚から8枚までランダムに決定されます。
C.モデルカードの配布
8枚のモデルカードを裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに2枚ずつランダムに配ります。
3人プレイでは2枚余ります。余ったカードは裏向きのまま箱の中に戻し、ゲームから除外します。
各プレイヤーは配られたモデルカードを確認し、1枚を選択して自分の前に伏せます。
その後、残りの1枚を裏向きで左隣りのプレイヤーに渡します。
右隣りのプレイヤーから渡されたモデルカードを確認し、自分の前に伏せます。
自分の前に伏せられた2枚が、『担当モデルカード』になります。
※担当モデルカードは、ゲーム中に何度でも確認することが出来ます。
※左隣りのプレイヤーに渡したモデルカードを、再度確認することは出来ません。
D.スタートプレイヤーの決定
最近服を購入した人がスタートプレイヤーになります。
もしくはジャンケン等の手段でスタートプレイヤーを決めます。
ゲーム開始時、スタートプレイヤーから手番を開始します。
ゲームの進行
全体の進行
このゲームは『ラウンド』という区切りを5回繰り返します。
各ラウンドでは、下記手順を繰り返します。
- プレイヤー人数+1枚になるまで山札からショップカードを表向きにして並べる。
- 各プレイヤーは巾着袋から
- 全てのプレイヤーが1枚ずつショップカードを取るまで手番を繰り返します。
手番は基本的に時計回りに行いますが、ショップカードを取ったプレイヤーはそのラウンド中に手番は回ってきません。
1~4ラウンドでは、ラウンド終了後に次のラウンドに移ります。
5ラウンドでは、ラウンド終了後に得点計算を行い、勝者を決定します。
B.ラウンドの進行
各ラウンドでは、スタートプレイヤーから手番を開始します。
2~5ラウンドでは、直前のラウンドで最後にショップカードを取ったプレイヤーが、そのラウンドのスタートプレイヤーになります。
各プレイヤーの手番について
手番では、以下の順に行動します。
- 手番プレイヤーは、巾着袋からランダムでチップ1枚を取り、いずれかのショップカードの上に乗せます。
チップを取るとき、袋の中身を覗かないようにします。 - ショップカードの棚数と、ショップカードに乗ったチップの枚数が同数となった場合、即座にショップカードとそのカード上のチップを取ります。
- ショップカードとチップを取った場合、載っていたチップの中から、そのカードに描かれている『獲得アイコン』の枚数分を獲得し、『流行アイコン』の枚数分をメインボードに置きます。
獲得したチップは自分の前に表向きに置き、他のプレイヤーから見えるようにします。(チップの配置ルールは後述)
※このとき、ショップカードの補充は行いません。 - そのラウンド中に、最初にショップカードを獲得したプレイヤーは、そのラウンドに応じた『ボーナス得点カード』を獲得します。
- 次手番のプレイヤーに巾着袋を渡します。
メインボードへのチップ配置
メインボード上のチップ置場は、左右に2列、上下に4段の配列で、8つのエリアに分割されています。
チップをメインボード上に配置するとき、その色のチップがメインボード上に置かれていなければ、好きなエリアを選んで置きます。
既にその色のチップがメインボード上に置かれていた場合、必ず同じエリアに並べてチップを置きます。
チップはメインボードの中央から、外側に向かって順に配置します。
各エリアに5枚目のチップが置かれた瞬間(同色のチップが5枚並んだ瞬間)、そのチップを置いたプレイヤーは、そのエリアの5枚のチップをまとめて『破棄』するか、そのまま『維持』するかを選びます。
上記処理は、各エリアに【5枚目のチップが置かれた瞬間】にのみ行います。
チップを維持した場合、6枚目以降はメインボードの外側に延長して置きますが、その際に破棄の処理は行えません。
※5枚のチップをまとめて破棄した場合、それらのチップはゲームから除外し、そのゲーム中に再び使用することはありません。
ラウンドの終了
全プレイヤーがショップカードを1枚ずつ獲得したら、ラウンド終了となります。
このとき、ショップカード1枚が場に残りますが、そのショップカードと上に置かれたチップは継続して次のラウンドでも使用します。
プレイヤー人数+1枚になるまで山札からショップカードを表向きにして並べ、次のラウンドに移ります。
5ラウンド終了時には補充は行わず、点数計算に進みます
得点計算
全体の進行
得点計算の際、各プレイヤーは同色のキューブ2個を受け取り、1個をメインボード外周に描かれた得点トラックの「0点」の位置に置きます。
(1個は手元に置いておき、自分のキューブの色を確認するために使います)
1点獲得する度にキューブを1マスずつ進めることで、各プレイヤーの得点をカウントできます。
プレイヤー毎に以下の方法で点数を計算し、最も得点の高かったプレイヤーが勝利となります。
モデルカード
各プレイヤーは伏せていた担当モデルカード2枚を表向きにします。
モデルカードと同じ色のチップは、「基本計算」と「希少色」の得点が2倍になります。
※得点が2倍になるチップの色は、プレイヤー毎に異なります。
基本計算
メインボードで左右に並んだエリアに置かれたチップの合計数をカウントし、それぞれの段で比較します。
合計数の最も多い段に置かれている色は、獲得したチップ1枚あたり3点になります。
次に多い段に置かれている色はチップ1枚あたり2点に、その次に多い段に置かれている色はチップ1枚あたり1点になります。
置かれているチップ数が同数の段があった場合、メインボード上側が高得点となります。
希少色
ゲーム終了時、メインボードに1枚も置かれていない色は、チップ1枚あたり2点になります。
希少色が複数ある場合、該当する全ての色が2点になります。
ボーナス得点カード
各ラウンドでボーナス得点カードを獲得したプレイヤーは、カードに書かれたボーナス得点を加算します。
得点表示
「基本計算」と「希少色」で各色のチップ1枚あたりの点数を確認した際、
メインボード下側の得点表示欄に『得点表示チップ』を置くことで点数の確認がしやすくなります。
※『得点表示チップ』とは、ゲーム開始時に各色1枚ずつ脇によけたチップを指します。
同点トップが複数人いた場合、トップのプレイヤーが獲得したショップカードの棚数を合計し、その合計値が最も小さいプレイヤーの勝利です。
それも同じだった場合は同一プレイヤー全員で勝利を分かち合いましょう!
「TREND COLOR」の魅力
巾着袋からチップを引く。
という手軽なアクション性がこのゲームの魅力の1つであると言えます。
しかし、チップはサクサクと引けてしまうのですが、
いざ、そのチップをどのショップカードに配置しようか・・・。
となると、他の人に取られる可能性なども考慮しなければならず、延々と悩んでしまいます。
運よくお目当てのショップカードを取れても、次に待ち受けるのはどの色を残し、どの色をメインボードに配置するか・・・という難問です。
ここでもうまく配置しないと、他プレイヤーに塩を送るような行為となってしまいかねません。
そういった悩ましさ、もどかしさをうまくゲーム性に落とし込んでいる部分がこのゲームの最大の魅力だと思います。
1プレイも慣れてくれば30分~で遊べますので、頭の体操をしたい!
なんて時にもうってつけです。
そんな「Trend Color」は下記通販サイトで購入可能となっております!
是非とも遊んでみてください!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません