【お手軽協力型ボードゲーム】Zooっといっしょ【ゲーム紹介】

本日紹介するゲームはゲームマーケットで販売されていました「Zooっといっしょ」というボードゲームです!

Zooっといっしょってどんなゲーム?

とある動物園。
その中で暮らしている動物達は思いました。
「オリの外ってどんなセカイなんだろう?」
「いちどのぞいてみたいね」
動物達は夜にこっそりと外のセカイを見に行くことにしました。

という物語でこのゲームははじまります。

道を作って脱出を行なうタイプの協力型ボードゲームで、特徴としては自分自身が活躍するのではなく、仲間を助けていくことを主眼に置かれたゲームとなります。

Zooっといっしょはどんなルール?

このゲームは協力型ボードゲームで、プレイヤー全員での動物園から脱出することが最終目標となります。

といってもそんなに難しいルールはありません。

プレイヤーがするべきことは2つだけ。

  • 道を作る
  • サイコロを振る(道を進む)

基本はこれだけです。

ゲームを始める前に

最初にプレイヤーは以下の動物達から好きなものを選択します。
Zooっといっしょの動物たち
それぞれに色が決まっており、その色のサイコロを所持することになります。
色は下記のように決まっています。

  • ペンギン・かえる⇒青(水)
  • ふくろう・ひつじ⇒白(雲)
  • うさぎ・りす⇒緑(葉っぱ)
  • ねこ・さる・パンダ⇒黒


2人までの場合はあまり気にしなくて良いのですが、各色には出やすい絵柄(1つのサイコロに2つ)があるため、3人以上の場合にはそのバランスをしっかりと考えたほうがいいでしょう。

といっても、サイコロは各3つずつしかないため、動物は自然と別々の色を選ぶことになると思います。

ねこ・さる・パンダは特殊で、各絵柄が1つしかありません。

その代わりにサイコロの目のいくつかに星が書かれており、振ったサイコロ全てで星が出たら、特殊能力を発動させることが出来ます(これがけっこう強力です)

ただ、この3匹にはサイコロに黒パンダ(後述)が2つ付いているため注意が必要です。
ハイリスクハイリターンな動物達ですね。

サイコロの目であるパンダのマークは白と黒があり、
【白】が出れば仲間のサイコロを一つ復活させられて、
【黒】が出てしまうとそのサイコロは没収となってしまいます。

全部のサイコロを失うと、ばたんきゅー状態となってしまい、何も出来なくなってしまうので要注意です。

全員がばたんきゅー状態になるとゲームオーバーです。

自分自身でサイコロを取り戻すことはできないので、誰かが白パンダを出してくれるまではお休み状態となります。
※自分自身で振ったサイコロで白パンダを出しても、自分自身のサイコロは復活しません。

初期配置

初期配置には中央にスタート地点と裏側にした出口を4隅に配置します。

基本は5×5マスの盤がある感じで、スタート地点から出口までは最低でも3マス必要です。

道の配置と移動について

道カードは山札上にして、そこから引いていきます。
道カードには色々な種類がありますので、今回は一部の紹介となります。

こんな感じです。

山札から引いた道カードは自分たちがいる周り4隅にしか置けません。
必然的に4枚周りに置かれていたら移動しか選択できません。

道を移動するときにはその道に書かれた絵柄を出さなければいけないのですが、一度に出なくても、出た絵柄は次の人のために残しておくことが可能です。
その代わり、その間は触れるサイコロは少なくなるので気をつけてください!

通せんぼカードに関してですが、こちらは少し特殊で、道をセットしたと同時にサイコロを「全員」で振ります。
描かれている絵柄が全て出ればいいのですが、出なかった場合には全員のサイコロが1つ没収となってしまいますので注意が必要です。

※通せんぼカードは一度判定が終わればその後は何度でも移動が可能ですが、通常の道カードは都度判定が必要ですのでご注意を!

これらを繰り返していき、出口まで進みます。

出口に着いたら

出口の手前の道までたどり着いたら、出口カードを公開!

はずれだった場合には別の出口を見つけなければいけません。

あたりの出口を引き当てたなら、皆喜びで体力を全快させる=サイコロを全て手元に戻せます。
そして、最後にみんなでサイコロを振ります。

サイコロを振って、出口に書かれている絵柄を全て揃えれば無事脱出!
揃えられない場合にはサイコロを一つ減らしてから再度振りなおしとなります。
参加人数+1の絵柄が設定されているため、成功するには2回目までに出さないといけません。

以上が基本的なルールとなります。
これ以外にも細かいルールがありますがここでは割愛させていただきます。

まとめ

このゲームは子供も一緒に楽しめるように作られているようで、ルールも分かりやすくて基本は「サイコロを振ること」と「道を作ること」の2つだけです。
ですので、5歳ぐらいの子でも楽しめるようになっています。

対戦で誰かを負かすのではなく、一緒に勝利を目指す。という点も子供達がボードゲームを楽しむための入り口のひとつとして良いと思います。

しかも絵柄がかわいい!
この絵柄を見せると皆かわいい!やってみたい!となるので、ボードゲームに参加する敷居が下がっているように感じます。

サイコロや出口を別売りでもいいので、増えるともっと大人数でも楽しめてスリリングになるかもしれません。

現在は通販等は行なわれていないようですが、もしも購入できる方法等がありましたら別途お知らせできたらと思います!

以上、「Zooっといっしょ」の紹介でした。