【ボードゲーム紹介】ヘゲモニア戦記【僕の種族が一番強いんだ!】
手番の進行
各プレイヤーの手番は下記の順番で行なわれていきます。
- 資源出現フェイズ
- 民コマ移動フェイズ
- 資源獲得フェイズ
- 発展フェイズ
- 終了フェイズ
資源出現フェイズ
各手番プレイヤーが山札からプレイヤー人数と同じ枚数の資源カードをめくります。
※2人プレイの場合のみ4枚めくりましょう。
めくったカードは表に書かれているマークと同じ土地に並べます。
めくったカードが横取りカードだった場合には
- 他プレイヤー1人の手札から1枚カードを横取りする
- 山札から1枚から1枚カードを取得する
どちらかを選び、横取りカードを捨て札とします。
各資源カードの配置と横取りカードの処理が終わったら、各土地に配置された資源カードを数えましょう。
資源カードが7枚以上の土地があった場合、その土地の資源を『2枚』まで減らします。
※どの資源カードを残すかは手番プレイヤーが決めます。
山札がなくなったら、捨て札をよく混ぜてから新しい山札とします。
民コマ移動フェイズ
資源を獲得するために自分の種族ボードの移動アイコン分、民コマを動かせます。
民コマの大きさに関わらず移動力の消費は1となります。
民コマの動かし方は下記の2種類となります。
- 自種族の民を移動させる
- 自分の民を移動させる場合には制限はありません。好きな土地へ移動させることができます。
- 他種族の民を追い出す
- 自分の民コマか拠点チップがある土地にいる他種族の民を別の土地に移動させることができます。
移動先に関する制約はありません。
資源獲得フェイズ
それぞれの土地で資源を取れる種族を確認していきます。
各土地で過半数を超えている勢力がいる場合、その土地の資源カードを獲得できます。
資源を獲得する際には下記に注意してください。
- 手番でないプレイヤーの種族でも過半数を超えている土地があった場合には資源を獲得できます。
- 勢力数は過半数を超えていなければなりません。例)トータルの勢力が4で自勢力が2だった場合には資源を獲得することはできません!
- 民コマの勢力値はは小コマ:1、中コマ:2、大コマ:3となります。勢力ボードに詳細が載っていますのでご確認ください。
※獲得した資源は他ユーザには見せないようにして持っておきます。
※2人プレイの場合には、各勢力の資源は別々に分けておきましょう。
誰も獲得できなかった資源はそのまま土地においておきます。
発展フェイズ
下記アクションを行なえます。
※各アクションに制限数はなく何回でも行なえますが、いくつかのアクションには資源が必要ですのでご注意ください!
※必要な資源に関しては種族ボードの発展フェイズに書かれているのでご参照ください。
民作成
いずれかの自分の拠点がある土地に民を作成することができます。
民強化
土地に配置されている民を勢力の強い民に強化することができます。
民の強化ができるのは『ヒューマン』と『ドラゴン』のみとなります。
拠点設置
自勢力の民がいて、自勢力の拠点がない土地へ拠点を作成することができます。
移動力増加
移動力を1増やすことができます。
移動力チップを種族ボード上の移動力の場所に表にして置きます。
移動力増加を行なえるのは『エルフ』と『エイリアン』のみです。
資源交換
手持ちの資源カードから好きなもの2枚を捨て札にして、山札から1枚引いて自分の手札にします。
横取りカードだった場合にはすぐに効果を使用します。
交渉
他のプレイヤーとの合意があれば、資源カードを交換できます。
交換の際には下記に注意してください。
- 0枚の交換(タダで譲渡)はできません
- 2人プレイ時には交渉を行なうことはできません。
- 必ず手番プレイヤーと交換をします。手番プレイヤー以外での交渉はできません。
終了フェイズ
手番プレイヤーは手持ちの資源カードが8枚以上だった場合に、7枚以下になるように資源を捨て札にします。
※手番でないプレイヤーの手札に枚数制限はありません。
勝利条件とゲームの終了について
手持ちの拠点全てを作ったプレイヤーの勝利となります。
「ヘゲモニア戦記」の魅力
エリアマジョリティ、拡大再生産、プレイヤー個別能力などいくつかのゲームシステムが採用されており、初見では難しいかな・・・。
と思ったのですが、実際に遊んでみるとやるべきことは簡素化されており、すんなりとゲームを行なえました。
小学校中学年ぐらいの子達であればすぐに遊べると思います!
駆け引きなどもしっかりと組み込まれており、
「この資源を手に入れたいから、あの人の民コマを移動させたい。
でもこっちに拠点をおきたいから自分の民も移動させたい。
そうするとあの人にあの資源が渡っちゃう!」
など、取捨選択をしていく場面も多く、様々な行動が後々に繋がっていく楽しさを味わえます。
使用できる種族もそれぞれバラバラで一見強そうに見える種族にも弱点があったり、
勝ち筋の見えない種族にも欠点があったりなどしっかりとバランスが取られており、どの種族で遊んでも楽しめること間違いなし!
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