【コラム】フォアシュピール2019秋の参加レポート

2019年11月10日

ゲームマーケットまで3週間を切った11/2、11/3に開催された合同試遊会「フォアシュピール」に参加してきました。

その感想等を書かせていただきます。

フォアシュピールについて

ゲームマーケットは大きいので回り切れなかったり、 遊びたい試遊卓が常に満席だったり、 長時間ゲームの体験は敷居が高かったりすることはないですか?

私はここ数年出展をさせてもらってますが、一方で他の出展ブースに回れていないのがとても残念です…

そこで! ゲームマーケット前の先行体験会「フォアシュピール」を企画しました!

『フォアシュピール(vorspiel)』はドイツ語で“前奏曲”を意味しますが、「spiel」には「遊び」や「ボードゲーム」の意味もあります。

【プレイヤー】にとっては 事前体験の場を増やし購入ミスマッチを減らすため。
【制作者】にとっては ルール説明の練習やプレマーケティングの場に。

この『フォアシュピール2019秋』をプレイヤーさんと制作者さんの双方にとってハッピーなイベントにしていきませんか?
フォアシュピール公式ページより抜粋

上記のように、製作者さんにとっても、ユーザにとってもより良い形でゲームマーケットに参加するために開催された試遊会となります。

前回の春は1日開催、62サークルが参加しておりましたが、今回は2日の開催で計83サークルが参加し、前回以上の盛況振りでした。

試遊したゲーム一覧

2日間で遊んだゲームの簡単な感想を書かせていただきます。
※遊んだ順となります。

Monsters Rhapsody

Monsters Rhapsody

プレイ人数
2~8人
プレイ時間
45~60分
推奨年齢
10歳~
製作
村崎神社
ブース番号
2019秋 両-L28 体験卓あり
予約フォーム
Monsters Rhapsody 予約受け付け

総数100個のダイスを振っていくモンスター育成系ボードゲーム!

24種のモンスターから好きな1種を選んで育てていき、他プレイヤーのモンスターと戦わせます。

モンスターの選択、育成にはコストがかかるため、どのステータスを強化していくかがカギとなります!

ダイスをいっぱい振れる楽しさはたまりません!

最大8人プレイが可能とのことなので、大人数で盛り上がりたい!!

ボアルネ ~その愛は本物か?~

ボアルネ ~その愛は本物か~

プレイ人数
2~5人
プレイ時間
15~30分
推奨年齢
6歳~
製作
[gentsu][ボアルネ~その愛は本物か?~]PaixGUILD
ブース番号
2019秋 両-A15-16
予約フォーム
[ゲムマ19秋]gentsuゲーム/ボアルネ 予約フォーム

ボアルネは出したカードの強さを競ってカードを取っていくカードゲームです。

2つの陣営に分かれてカードを出し合っていくのですが、ボアルネ役のプレイヤー以外は誰がどちらの陣営かは本人にしか分かりません。

カードの強弱はプレイヤーが変えていくことも出来るなど、様々なルールがありますが、一つ一つのルールはそこまで難しくありませんので、是非遊んでみてください!

Dragon’s Stone Revised

Dragon’s Stone Revised

プレイ人数
2~5人
プレイ時間
30~45分
推奨年齢
12歳~
製作
Power9Games
ブース番号
2019春 両-NL37,38

引いてきたカードの中から5枚のカードを手札にして、その強弱で勝敗を決めていくカードゲームです!

各プレイヤーは1枚ずつカードを出し合いその都度勝敗を決めていくのですが、各カードには効果があり、それらを使用することで自分に有利になるようにしていきます!

カードには出すためのコストも設定されているため、どのカードをどのように出していくかを考えるのがすごく楽しいです!

カンダタとゆかいな亡者たち

カンダタとゆかいな亡者たち

プレイ人数
2~4人
プレイ時間
20~40分
推奨年齢
6歳~
製作
アソビ・ツクース
ブース番号
2019秋 土-R59-60
予約フォーム
ゲームマーケット2019秋予約フォーム

亡者コマと呼ばれる穴やひっかかりの付いた板を積み上げていくバランスアクションゲーム!

サイコロを振って、定められた色の亡者コマに自分のコマを積み上げていくのですが、コレで引っかかるの!?っていう積み方が出来てしまうので、落ちないかハラハラしながら次の人に繋いでいきます。

小さなお子さまでも楽しめるゲームですので、是非ご購入検討ください!

ガラクタラジオ

ガラクタラジオ

プレイ時間
3分×人数
製作
タニシクラフトワークス
ブース番号
2019秋 土-M77

パーソナリティとリスナーに分かれて遊んでいくワードゲームです。

リスナー側はテーマカードに書かれたお題に沿ってお便りに単語を書きます。

パーソナリティ側はその中から好きな単語を選んで、声(意味のない音(擬音や擬態語など)で表現します。

その声を聞いてリスナー側はどの単語かを当ていきます!

「おめえさん、何言ってんだ?」みたいな声がパーソナリティが出すなど、大爆笑必至のパーティーゲームを遊んでみてはいかがでしょうか?

はちゅパーク

プレイ人数
2~4人
プレイ時間
30~45分
推奨年齢
8歳~
製作
ぶれけけゲームズ&羊製作所
ブース番号
2019秋 両-A13-14
予約フォーム
『はちゅパーク』ゲームマーケット2019秋予約フォーム

爬虫類園のオーナーとなって、爬虫類園を作っていくボードゲームです。

一番印象的なのは引いたボードを全て自分で使用するのではなく、各プレイヤー用にそれぞれのプレイヤーが分けるシステムです。

これにより、一番欲しいボードは自分で確保して、いらないボードは他人に押し付けていく。ということが可能です(他プレイヤーからも押し付けられますが・・・。

場の作成方法も面白く、何度でも楽しめる作品となっております!

気まぐれネコのシェフたち

気まぐれネコのシェフたち

プレイ人数
3~4人
プレイ時間
20分
推奨年齢
8歳~
製作
またたび茶屋
ブース番号
2019秋 土-M70
予約フォーム
【GM2019秋】またたび茶屋取り置き予約フォーム

「気まぐれネコのシェフたち」では4つの料理を各プレイヤーが各料理の調理時間が6~8となるようにカードを出していき、頃合を見てお食事カードを出して食べてしまう(ポイントにする)ゲームです。

ルールはシンプルですが、6~8以外の調理時間の料理を食べると得点がマイナスされてしまう。でも、他の人と一緒に食べると得点が半分になってしまう。。

というジレンマの強いゲームとなっております!

1ゲームもさっくりと終わるので、何度もやってしまうゲームです!

わらしべ町者

わらしべ町者

プレイ人数
2~4人
プレイ時間
45~75分
推奨年齢
10歳~
製作
テールゲームズ
ブース番号
ゲームマーケット2019秋 両-A11-12
予約フォーム
「わらしべ町者」予約フォーム

「わらしべ町者」は3つの資源を交換等でやりくりしながら、得点を増やしていくゲーム!

各資源の交換は

  • 価値の高いものを低いものと1:1交換
  • 価値の低いものを高いものとレート分だけ交換

とシンプルです。

ただし、他の人が交換を行なうとレートはどんどん変わっていってしまうのと、各資源は持てる上限が決まっています。

自分にとって一番有利になるタイミングでの交換が必須です!

しっかりと練られたゲームシステムは何度も遊びたくなること必至です!

ジュン少年の事件簿 – プロローグ

ジュン少年の事件簿 – プロローグ

プレイ人数
4人専用
プレイ時間
20~40分
推奨年齢
13歳~
製作
オークマネコ
ブース番号
2019秋 両-B13

VRゴーグルを使用したゲームブック風のゲームです!

4人専用のゲームとなっており、各カードに書かれたセリフを読みながらストーリーを進めていきます。

各場面でいずれかのプレイヤーがゴーグルを使って画面を見て、他プレイヤーと協力しつつ情報を集めていくというルールで、謎解き要素などもありすごく面白いゲームでした!

今回はプロローグですが、本編も製作中とのこと!
完成が待ち遠しいです!

あざらしアタックsplash!

あざらしアタック

プレイ人数
2~5人
プレイ時間
20~40分
推奨年齢
11歳~
製作
JOKER PROJECT
ブース番号
2019秋 両-イ08
予約フォーム
【JOKER PROJECT予約】ゲームマーケット2019秋

ゲムマ2019春の新作であるあざらしアタックの拡張版が新登場!

今回は「はじめてのおつかい」を遊びました!
氷トークンを周りに置かず、端まで行ったら止まるという安心設計で小さな子どもでも遊べるように改良されておりました!

それでも、あざらしアタック特有の最善手を求める楽しさは健在でした!

基本版は当ブログにて紹介させていただいていますので、是非ご一読ください!

フォアシュピールに参加した感想等

会場内の雰囲気

前回のフォアシュピールもでしたが、あいた卓に関してどんどん教えてもらえるので、興味のある卓が空いたらすぐに手を挙げていくことができます。

会場内の雰囲気も賑やかではありますが、騒がしくなく同じゲームをやっている人と普通の声で話が出来るので、ストレスなくゲームに没頭することが出来ました。

ボドゲ登竜門の感想

今回のフォアシュピールでは1日目が終わった後に、ゲーム系パブリッシャーの方々に向けて、各製作者さんがプレゼンを行なう場「ボドゲ登竜門」が実施されました。

抽選で10名の製作者さんが各々の作品を紹介しつつ、製作に関する考えや思い、これまでの経緯を熱く語られていました。

自分自身もその思いや考えを受けて、今後の方針や進むべき方向性を今一度考えさせていただけた大変良い場であったと感じます。

ちょっとネガティブなお話も。。。

基本的にはポジティブな話をしていきたい。というのが自分(このブログ自身も)の信条ですが、ちょっと考えさせられることもあったので、少し書いてみます。

空き時間の活用方法

時間のかかるゲームを試遊する場合、次に空くのが1時間後。ということもありました。

今回は予約制度を設けているサークルさんも多かったので遊びたいなら予約。が出来て問題になりませんでしたが、

  • どの卓も埋まっていて何も出来ない
  • 待っている時間がもったいない

なんてこともあったので、今後もっと大きなイベントになっていく場合には何かしらの対策があってもいいのかなあ。と思いました。

説明時の発言について

※これはフォアシュピールのスタッフの方の話ではありません。
 また、上記の紹介させていただいた作品でもありませんので、ご承知置きください。
 
 
とあるゲームの説明を受けている時に身体的特徴というほどではないかもですが、

ちょっと「嫌だなあ・・・」と思ってしまうことを製作者サイドの方から言われました。

その方は悪い意味で使ったのではなく、笑いを取ろうとして発言されたのだと思いますが、言われたほうからすればそのゲームへの心象が悪くなってしまいます。

製作者の皆さんが日々様々な言葉を投げかけられているのは存じているつもりですが、それを製作者の皆さんが行なってしまうということはそれらを肯定することでもあると思います。

Twitterでもこのような話は何度かさせていただいておりますが、

製作者の皆さんは「ゲームの面白さや出来栄え」以外で評価されてほしいでしょうか?

発言一つでゲームを手に取ってももらえない。遊んでもらえない。
それでも良い。と言えますか?

 
 
 
上記のような問題は、ユーザーの皆さん同士でも起こりうることですので、アナログゲームに関わる皆さんに今一度下記を考えていただきたいです。

「その発言を本当に行なって問題がないのか?」

業界に人が多く入ってきている状況では、元々いた人達の行いによって、その先が変わってくる場合が多々あります。

こういった部分の啓蒙も少しずつでも進むといいなあと思いました。

最後にちょっとだけネガティブな内容を入れてしまいましたが、フォアシュピールはアナログゲームに関わる人全体を考えられた大変良い企画だと思っております。

是非今後も開催していただきたいですし、自分自身、何かしらの形で関われたらと思っております。

以上、「フォアシュピール2019秋」に関する感想でした!