【カードゲーム紹介】ヒーローコロシアム【最強パーティの武闘会】
今回紹介するアナログゲームは「ヒーローコロシアム」です。
「ヒーローコロシアム」ってどんなゲーム?
「たとえ我が滅びても、いつの日か必ず第2第3の以下略ー!!!!」
無事に魔王も倒し、レベルもMAX、裏ボスにカジノにわらしべイベントと、徹底的にやりこみ要素をクリアした勇者一行は、溢れ出る満足感と共にとうとうエンディングを迎えました。パレードも終え、スタッフロールを待ちわびる勇者達へ、最後の最後に王様が笑顔でぶっこみます。
「ほんで、誰が1番強いのん???」
(公式説明書より抜粋)
そんな王様の一言からはじまる「ヒーローコロシアム」は、キャラクターごとに特徴が異なるカードを使用していくカードゲームなのですが、
「各カードをオープンした状態で手札を決めてから、改めて出すカードを手札から決める」
という一風変わった『バトルロワイアル・じゃんけんゲーム』となっております。
- プレイ人数
- 3~6人
- プレイ時間
- 15分~
- 推奨年齢
- 8歳~
- 制作
- ぼどっこ
- ゲームデザイン
- ギユ
- アートワーク
- ナカタヒサ
- ブース番号
- ゲムマ2019秋:土-Q25
コンポーネント(内容物)はこちら。
- カード:60枚(6種・各10枚)
- サマリーシート:6枚
- ライフカウンター:6個
- 説明書:1部
「ヒーローコロシアム」のルール
ゲームの準備
プレイヤーは各自、好きなキャラクター1種類を選びます。
キャラクターの選び方は、相談して決めてもランダムでも構いません。
キャラクターを選んだら、それぞれ専用のカード10枚とサマリーシート1枚、ライフカウンター1個を受け取ります。
ライフカウンターはサマリーシートの体力欄の上に置きます。
ゲームの流れ
初期手札の決定
全プレイヤーはそれぞれ10枚のカードから自由に3枚を選びます。
以降、選んだカードを手札、選ばなかったカードをカードプールと呼びます。
手札とカードプールの公開
全プレイヤーが手札を選び終わったら、それぞれ手札とカードプールを公開し、自分の前に並べて置きます。
使用カードの決定
全プレイヤーの確認が終わったら、選んだ3枚の手札を自分にしか見えないように持ちます。
その後、手札から1枚選び、裏向きで自分の前に伏せます。
スキルチェック
「スキルチェック!」の掛け声で、スキルカードを伏せたプレイヤーはカードを表にし、改めて手札からカードを1枚選び、裏向きで自分の前に伏せます。
※スキルカードはカード毎に定められたタイミングで効果を発揮します。
カードオープン
続いて「カードオープン!」の掛け声で、全プレイヤーがカードを一斉に表にします。
ダメージ判定
表にされたカードの数字が「最大のカード」と「最小のカード」を出したプレイヤー同士が、各カードのじゃんけんマークで改めて勝負します。
- 最大のカードを出したプレイヤーが勝った場合。
→最大のカードを出したプレイヤー以外に1ダメージが与えられます。 - あいこだった場合。
→最大のカードを出したプレイヤー以外に1ダメージが与えられます。 - 最小のカードを出したプレイヤーが勝った場合。
→最小のカードを出したプレイヤー以外に1ダメージが与えられます。これらのダメージはじゃんけんに参加していない他のプレイヤーにも与えられます。
ただし、ぼうぎょカードを出していればダメージを受けません。 - ダメージを受けたプレイヤーは、各自のサマリーシートにカウンターで表示されている体力を、1ダメージにつき1減らします。体力が0になったプレイヤーは、ゲームから脱落します。
使ったカードは横によけておき、カードプールから1枚選んで手札に加え、また2に戻ります。
(スキルカードの使用の有無で、手札の枚数に差が出ます)
1人を残して全員が脱落するか、全員が手札以外にカードがなくなる(7ターン経過する)まで、2から1を繰り返します。
ゲームの終了
下記条件時となった場合にはゲームの終了、またはサドンデス状態となります。
- 1人を残して全員がゲームから脱落した場合→残った1人が勝者となります。
- 手札以外にカードがなくなる(7ターン経過する)まで決着がつかなかった場合。
→残りの手札でサドンデスとなります。
サドンデスの手順
- 手札にスキルカードが残っているプレイヤーは、それを手札から破棄します。
- 全プレイヤーは手札を公開します。
- 全プレイヤーの確認が終わったら、改めて手札を自分にしか見えないように持ち、1枚選んで裏向きで自分の前に伏せます。
- 伏せたカードを一斉に表にして、じゃんけんマークで勝負します。
- 決着がつかなければ、手元に残したカードのじゃんけんマークで勝負します。
- それでも決着がつかなければ、手元に残したカードの数字が最も大きなプレイヤーが勝者となります。(ぼうぎょカードの数字は0として扱います)
各キャラクターの特徴
ゆうしゃ
バランスがよく戦いやすいカードプールとなっています。
攻撃力を上げる分かりやすいスキルと、強制的に最大カードになる「ブレイブソード」で、積極的に戦っていけるキャラクターです!
ぱらでぃん
ぼうぎょ主体の構成キャラクター。
ぼうぎょと攻撃を同時に行うスキルと、全キャラクター唯一の回復技で脱落しにくいキャラクターとなっています。
そーさらー
「ぱー」のカードが多く、狙って最大値を出していけるキャラクター。
能動的に火力を調整できるスキルに、絶対にじゃんけんで勝つ「メテオストライクッ!」で他プレイヤーへ確実にダメージを与えていくことが出来ます。
くれりっく
あまり戦うのには向かないカードプールとなっていますが、スキルと武器を駆使していくことで、他プレイヤーを翻弄していくことが出来るテクニカルなキャラクターとなっています。
ばーさーかー
とにかく攻撃力の高いキャラクター。相手のぼうぎょをぶち壊すスキルに、唯一の2ダメージ武器を持っています。
それらのカードによって、他プレイヤーへプレッシャーを与え、有利な場を作っていくことが出来ます。
あーちゃー
小さい数字でじゃんけん勝負を挑んでいけるキャラクター。
様々な使い方のできるトリッキーなスキルと、一方的にダメージを与える武器を使用できるトリッキーなキャラクターです。
「ヒーローコロシアム」の魅力
カードの読みあいこそが「ヒーローコロシアム」の一番の魅力だと思います。
誰がどのカードを持っているかを把握して、どのカードを補充したかを記憶していく。
その中で自分のカードから最善の手を出していく・・・。
その読みが当たって他のプレイヤーに勝てたときの爽快感が「ヒーローコロシアム」の核と言えるでしょう!
そんな読みあいが楽しい「ヒーローコロシアム」ですが、
基本の対決自体は、
- カードを出す
- 数値の判定
- 最大数値と最小数値のプレイヤーでじゃんけん対決
と難しい部分はありません。
数字の大小とじゃんけんを理解できれば簡単に遊べるので、小学校の低学年ぐらいの子でも十分に楽しめます!
また、スーパーファミコン世代ならばにやりとしそうなオマージュやパロディが各所に仕込まれていて、そういった部分を探すのも楽しい一品となっております!
製作者のギユさんが専用BGMも作っており、このBGMもまたテンションが上がる作品となっておりますので、是非聞いてみてください!
このBGMを含むBGM集のダウンロードQRコードが「ヒーローコロシアム」の特典としてついてきます!
付属専用BGM
『HEAT UP ! (中ボスとかの時によく流れるやつ)』
好きな曲たちを結構意識して作曲しております。
聴きながら遊べば盛り上がり200%マシマシ!紹介ぼどっこブログhttps://t.co/znNzhaVbuX
予約用Googleフォームhttps://t.co/BGL1MKshxe#ヒーローコロシアム #ヒロコロ #ゲムマ2019秋 pic.twitter.com/WKbWaKKipH
— ギユ@ぼどっこ/ゲムマ土曜Q25 (@bodocc_o) October 16, 2019
「ヒーローコロシアム」はゲームマーケット2019秋にて頒布されるとのこと!
テンション爆あげBGMを聞きながら、是非「ヒーローコロシアム」を遊んでみてください!!
2019/11/26:下記通販サイトにて、「ヒーローコロシアム」を購入いただけます!
是非「ヒーローコロシアム」を遊んでみてください!!
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