【ボードゲーム紹介】Fate/stay night on Board Game Dominate Grail War

ゲームのルール

ゲームの準備

フィールドの準備

  1. イベントカード20枚をよく切って、中央ボードのイベントカード置場に置きます。
  2. シチュエーションカードは【クライマックス】と記載されたカードを除いた10枚からランダムかつ内容を見ずに2枚を取り除き、残り8枚をよく切って中央ボードのシチュエーションカード置場に置きます。(取り除いた2枚は使用しないため、内容を見ずに箱にしまっておきましょう)
  3. 地の利トークンを対応した場所に置きます。
  4. サーヴァントタロットを参照しながら攻撃カードと宝具/スキルカードをまとめてサーヴァントごとにサーヴァントデッキを作成します。

※ここで用意するデッキはすべて裏向きでカードの内容がわからないようにしましょう。

プレイヤーの準備

  1. すべてのプレイヤーは任意またはランダムにマスターボードを1つ受けとります(6人以下でプレイしている場合、間桐桜は間桐慎二から交代することでゲームに登場するため、最初から選ぶことはできません)。以降、そのプレイヤーは選んだマスターとなりゲームを進めます。
  2. 魔力トークンを受けとり、魔力トラックの「初期値」と書かれた位置に置きます。
  3. 次に令呪トークンを3枚受けとり、令呪置場の上に置きます。
  4. すべてのプレイヤーはランダムにサーヴァントタロットとそれに対応するサーヴァントデッキを受けとります。
    自分のサーヴァントタロットを確認後、サーヴァントタロットはほかのプレイヤーに見えないように裏向きで配置します。
    さらにサーヴァントデッキから宝具/スキルカードを抜き裏向きでサーヴァントタロットの横に置きます。
    これにより、自分以外のプレイヤーがどのサーヴァントを従えているのか分からない状態となります。
  5. サーヴァントデッキのうち、残った攻撃カードをまとめてデッキをよく切り、マスターボードのサーヴァントデッキ置場に置きます。
  6. 中央ボードの戦果トラックのうち、0点の位置に各自の戦果表示トークンを置きます。
  7. じゃんけんなどで最初のスタートプレイヤーを決めます。
    スタートプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを受けとり、受けとったプレイヤーはマーカーを自身のマスターボードの近くに置きます。

fate_Dominate_Grail_War_セットアップ
準備完了時に上記の画像のような形になります。

以上でゲームの準備は完了!
ここからゲームの開始となります。

いざ、聖杯戦争へ!

ゲーム進行

ゲームは下記4フェイズを1ラウンドとして、「8ラウンド」行ないます。

  1. 準備フェイズ
  2. 前哨フェイズ
  3. 行動フェイズ
  4. 戦闘フェイズ

準備フェイズ

手札の補充
各プレイヤーは自身のサーヴァントデッキ置場に置かれたサーヴァントデッキから手札が3枚になるまでカードを引きます。
シチュエーションカードの公開
中央ボードのシチュエーションカード置場に置かれたデッキの一番上のカードを表向きに公開します。
イベントカード配置
中央ボードのイベントカード置場に置かれたデッキの一番上のカードを深山町のイベントカード置場に「向き」で1枚配置し、新都のイベントカード置場には「向き」で1枚配置します。

前哨フェイズ

マスター駒を置く

プレイヤーは中央ボードにある魔術工房、深山町、新都の3か所から選んでマスター駒を置くことができます。
駒を置いた場所によって魔力や地の利を得ることができます。

魔術工房
魔力を得ることができます。最初に置いたプレイヤーは魔力を2、それより後に置いたプレイヤーは魔力を1得ることができます。最大4人まで置くことができます。
深山町・新都
ほかのプレイヤーと戦うことになる戦場です。前哨フェイズで先に駒を置いた場合は各戦場の地の利を得ることができます。最初に駒を置いたプレイヤーは+3の地の利トークンを、次のプレイヤーは+1の地の利トークンを獲得します。
※トークンが無くなっても駒を置くことはできます。
偵察
前哨フェイズでは置くことはできません。

 

4人以下で遊ぶ場合
誰も選んでいないマスター駒を取り、
「奇数」ターンなら新都のパワートラック「11」の箇所に置いてください。
「偶数」ターンなら深山町のパワートラック「11」の箇所に置いてください。
この駒はプレイヤーが操作していないキャラクターですが、配置されている戦場の戦闘に参加します。
以降、このキャラクターをNPCと呼びます。

行動フェイズ

移動
  1. 中央ボードにある裏向きのイベントカードをすべて表向きに公開してください。
  2. 中央ボードに記載された魔力を支払うことで、自身のマスター駒を矢印の方向に移動することができます。
    移動は一方通行であり、魔術工房→深山町→新都→偵察の順でしか移動できません。

 

Tips
魔力を3や5などまとめて支払うことで魔術工房から新都や偵察まで一気に移動することもできます。
ただし、行動フェイズ開始時に自分がいる戦場(深山町か新都)にマスター駒が複数ある場合(交戦状態)には、マスター駒を移動させることはできません。
※交戦状態でないプレイヤーが、ほかのプレイヤーがいる戦場を通過することは可能です。

戦闘準備
  1. 手札から2枚のカードを使用します。使用するカードは手札または宝具/スキルカードから選ぶことができます。
    但し、宝具/スキルカードを使う場合は魔力が8以上必要となります。
  2. 2枚のカードを選んだら、カードに記載している消費魔力を合計し、一度に支払います。

    カードに特殊効果がある場合は実行します。
    選んだカードが2枚とも特殊効果を持つ場合は、好きな順番で実行できます。

    魔術工房にとどまったり偵察の場所にいる場合でも手札を2枚使用しなければなりません。
    その場合、魔力を消費しないよう手札の攻撃カードを裏向きに使用してください。

  3. 【真名解放】と書かれた宝具/スキルカードを使用した場合、直ちにサーヴァントタロットを表向きにします。
  4. 深山町・新都でカードを使用したら、自分の合計パワーを計算し、中央ボードのパワートラックに記載している値から自身の合計パワーと同じ値の場所にマスター駒を置きます。
令呪の使用

プレイヤーは自分の行動フェイズの間に限り、令呪を使用できます。

令呪は「移動を行う前」「移動と戦闘準備の間」「戦闘準備を行った後」のいずれのタイミングでも使用でき、1度に2つ以上の令呪を使用することも可能です。

令呪には3通りの使い方があり、効果は各マスターで共通となっております。
使用したい効果を宣言して、その効果を解決します。
効果解決後、使用した分だけマスターボードから令呪トークンを取り除きます。

戦闘フェイズ

※各カードが対決時の効果を持つ場合、このフェイズで効果を発揮します。

  • 深山町と新都でそれぞれ最大の合計パワーを発揮したプレイヤーが戦闘の勝者となります。
  • 各戦場にプレイヤーが1名の場合は、イベントカードに記載されている戦果のみ得ることができます。
  • 2名以上プレイヤーがいる場合、イベントカードに記載されている戦果に加え、深山町は追加2の戦果・新都は追加3の戦果を得ることができます。
  • 合計パワーが同値のプレイヤーが2人以上いる場合、該当者全員が戦果を得ます。
    但し、得られる戦果は、イベントカードに記載している戦果と勝者への追加戦果の合計を該当プレイヤーの人数で割った値(切り上げ)になります。

以上の処理が終わったら、以下の準備をして次のラウンドを開始します。

  • すべてのプレイヤーは使用したカードをトラッシュ置場に置きます。
  • 宝具/スキルカードを使用した場合はタロットカードの横に表向きで置いておきます。
  • 地の利トークンは元の戦場に戻します。
  • シチュエーションカードはラウンド表示、イベントカードはボードの外にまとめて置いておきましょう。

クライマックスラウンド

第8ラウンドが終わった後、クライマックスラウンドに突入します。

クライマックスラウンドとは

  1. 通常のラウンド進行通り「準備・前哨・行動・戦闘」の4フェイズを順に行います。
  2. ラウンド開始時に戦果が少ないプレイヤーから順にゲームを「脱落」します。
    その後、【クライマックス】と書かれたシチュエーションカードの中から残った人数に対応したカードを使用します。
  3. 最後の1人になるまでクライマックスラウンドを行い、最終的に勝ち残ったプレイヤーがゲームの勝利者となります。

脱落について

クライマックスラウンドでは、ラウンドの開始時点での戦果が少ないプレイヤーから順にゲームを脱落することになります。
このとき、戦果が同値の場合は対象となる全員が脱落します。
第8ラウンドが終了しクライマックスラウンドに進行する時、以下の条件でプレイヤーが脱落します。

  • 5人以上でプレイしている場合、4人以下となるように戦果が少ないプレイヤーから順に脱落します。
  • 4人以下でプレイしている場合、最も戦果が少ない1人が脱落します。

上記以降のラウンドの開始時から、以下の条件でプレイヤーが脱落します。

  • 残ったプレイヤーの人数が3人以上の場合、プレイヤーが2人以下となるように戦果が少ないプレイヤーから順に脱落します。
  • 残ったプレイヤーの人数が2人の場合、戦果が少ないプレイヤー1人が脱落します。

 
 

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