【正統派ファンタジーTRPG】ソード・ワールド2.0【ゲーム紹介】
ソードワールドRPG。
日本生まれのTRPGの中でも特に知名度の高い作品と言ってもいいのではないでしょうか?
かくいう管理人も一番遊んだTRPGであり、リプレイも何十冊と読んできました。
そんなソードワールドRPGの魅力を紹介したいと思います。
ソードワールドRPGってそもそも何?
ソードワールドRPGは1989年に発売されたグループSNEから発売されたTRPGのルールと世界観を指します。
フォーセリアと呼ばれる剣と魔法の世界を舞台にしており、中でも有名なのはアレクラスト大陸を舞台にしたお話です。
エルフ、ドワーフ、グラスランナー(ホビットのような小さな亜人間)、ハーフエルフ、そして人間。これらの種族の中から好きなものを選べます。
元々はアニメや小説でも有名なロードス島戦記をD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)のルールで遊んだリプレイからソードワールドが生まれたとのことで、世界観や設定などに共通ものが多く存在しております。
両方を知っているとまた面白みが深まるわけですね。
2.0ってついているのは?
ソードワールドは1989年に発売されており、この記事を書いている2018年11月で29年、あと少しで30周年になるぐらいの息の長い作品なんです。
世界観などもまだまだ遊べるけど、大体の国や地方を舞台にした。と言う人も結構いるわけで、2008年に世界観、ルールの一部を残して一新された2.0としてまったく新しいTRPGとして生まれ変わったのです。
ソードワールドRPG.0では人工生命体や銃器なども扱うことが出来、追加のルールを用いれば、モンスターであるコボルトやダークトロールにもなれてしまうのです!
調べてみたら33もの種族を選べて、23の技能(職業)を選べます。しかも技能は経験値と種族特性が許す限りは好きなものを好きな数だけ取れる(はず)なので無限の組み合わせがあると言っていいでしょう。
リプレイも数多く出ており、遊ぶかは分からないけど、どんな感じなのか知りたい!と言う方はリプレイを読んでみるのをおススメします。
最後におススメのリプレイを載せておきますので、ぜひ読んでみてください!
それ以外にも、世界観の設定資料集も数多く発売されており、それらの書籍を読むだけでも楽しめてしまうのです。
また、2018年にはルールの細かい見直しや新しい大陸でのプレイも可能なソードワールドRPG2.5が発売されました!
リプレイも発売されているようですので、この機会に遊んでみてはいかがでしょうか?
遊び方
必要なものはルールブックと6面ダイス2つ。
あとは紙と鉛筆ですね。
お菓子と飲み物があるとさらに良い。というのはよく言われるのですが、TRPGの多くが1セッション(1回のゲーム)に2時間以上かかる場合が多く
何かつまんだり飲みながらやるほうが集中しやすし楽しいんです。
遊ぶ人数は大体4~6人が一般的です。
それより少ないとパーティのバランスが取れず戦闘が大変になったりしますし、逆に多いと今度はうまくお話が進まなくなってしまう可能性があります。
遊ぶ人のうち1人はGM(ゲームマスター)と呼ばれる司会進行役的な役割を担います。
自分のキャラクターに成りきることは出来ませんが、自分の世界・物語の基盤を築くことが出来るので、創作が好きな人はGMに向いているかもしれませんね。
GMは事前に遊ぶための筋書き、シナリオを作っておきましょう。
シナリオの作り方やGMの立ち居振る舞いに関してはルールブックに記載されていますのでご安心ください。
GMは本当に楽しいものです。一度面白さを理解するといつもGMをやりたがってしまうかもしれません。
PC(プレイヤーキャラクター)作成方法は2通りあります。
1.簡単作成
- サンプルキャラクターを選ぶ。
- 経歴を決める
2.通常作成
- 種族と生まれの決定
- 能力値の決定
- 技能の習得
- 言語の習得
- 冒険者レベルの決定
- HPとMPの決定
- 戦闘特技の習得
- 装備品の購入
TRPGを始めて遊ぶ人が多い場合には1.簡単作成で決めて、ある程度慣れている人が多い場合には2.通常作成でキャラクターを決めるといいと思います。
各項目の詳細は是非ともルールブックを買って読んでみてくださいw
キャラクターの作成が完了したら、いざ冒険に旅立ちましょう!
ここからはGMが司会・進行をしつつ、PCたちもどうやったら目の前の課題を解決できるか?と頭をひねっていきましょう!
敵が出てきたならば、PCは一致団結して戦いましょう! ただし、時には逃げるという選択肢も大切ですよ?
注意点
TRPGの多くは決まったストーリーがありません。
それはソードワールドも例外ではありません。
何故かというと、TRPGの多くはGMとPCが協力して物語を作り上げていくことを最善としているからです。
そのためには、GMはPCの声を聞き、どうしたいのかを汲み取ってあげる。PCはGMがどう進行したいのかを汲み取ってある程度の流れに乗る。
「自分だけが良ければそれでよい」となってしまうと面白みが一切無くなってしまうのがTRPGが人と遊ぶためのゲームである重要な部分だと私は思っています。
「GMとPCは対決しているのではなく、協力している」
これがすごく大切ですので、絶対に忘れないようにしてくださいね。
参加する全員が
「どうやったら皆が面白く思える?」
「どうやったらワクワクドキドキできる?」
と考え、思考・行動していければ、そのセッションは最上級のものと言えるでしょう。
最後に
ソードワールドRPGだけでなく、TRPGは専用のボード等もなく、ルールブック以外では紙と鉛筆とダイスさえあれば遊べます。
この大きな利点としては、集まらなくても遊べる。ということにあります。
「遠くにいる友人と遊びたいけど、なかなか集まれない」
「遊んでみたいけど、周りに遊べそうな人がいない」
そんなときにはオンラインセッションというスカイプ等のボイスチャットを用いた遊び方もあります。
最近ではオンラインセッションのためのサイトもありますので、気になっているゲームがあったら飛び込んでみてはいかがでしょうか!
おススメの関連作品
以上「ソードワールドRPG」についてのご紹介でした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません