【カードゲーム紹介】トリックギア(TRicK GEAR)【あまたの仲間と勝ち進め!】

『トリックギア(TRicK GEAR)』のルール

セレクト

トリックギアでは、使用するキャラクターを最初に選択する「セレクト」と、その後選択したキャラクターとトランプを使って戦う「バトル」の2パートに分かれます。

今回はセレクトの中でもっとも簡単である「スタンダードセレクト」についてご説明いたします!

  1. セット分のキャラクターカードを束にしてシャッフルします。
  2. じゃんけんを行い、勝利した1人が束の上から人数と同じ枚数のカードを表面にしていきます。
  3. じゃんけんで勝利した順に時計回りで表面になったカードを1枚選び、自分のカードとします。
  4. 一巡したら再度2を行いますが、このとき表面にする人は最初に行ったから左隣の人へと順に移行していきます。
  5. 全員のカードが4枚になるまで2と3を繰り返します。
  6. 残ったカードは使用しないため箱に戻します。

スタンダードセレクトはこれで完了です!

バトル

バトルの準備

  1. 1人1組のトランプをよくシャッフルし、裏面の山札にします。
  2. 「セレクト」で選んだキャラクターカードの中から最初に戦うカード:バトルキャラクターを決めます。
  3. キャラクターカード3枚すべてを一度裏面の束にしてキャラクターエリアに置きます。このとき2で決めたカードは一番上に置いておきます。
  4. 全員の準備が整ったら同時に一番上のカード「(2)で決めたカード」を表に返します。
  5. 自分のバトルキャラクターの「LIFE」に記載されている数字と同じ枚数を山札から取り、裏面のままLIFEエリアに置きます。
  6. 続いて「HAND」と同じ枚数のカードを山札から引き手札とします。(※)

※なお、各プレイヤーは一度だけ好きな枚数の手札を捨て、同じ枚数のトランプを山札から引き直すことができます。

リロード

山札のカードが無くなったときに再度山札作成する行為を「リロード」と言います。

「リロード」は下記の手順で行います。

  1. 捨て札エリアにあるトランプをすべてシャッフルし、新たな山札にします。
  2. 自分のライフのカードを2枚裏面のまま選び、表面にして捨てます。ライフがなくなったらそのキャラクターはその場で退場します。

スキルの効果を処理している最中で山札がなくなったら、効果を中断してすぐにリロードをします。
その後、スキルの効果を再開します。

参戦処理中にリロードする場合、ライフをすべて置き終わってから2を処理します。

JOKERについて
トリックギアではJOKERは非常に重要なカードです!

トランプに入っている通常のJOKERの他に、キャラクターカードに記載されているスートと数字が同じ札は“第3のJOKER"して使用することができます。
柔軟なコストの支払いを可能にし、時には絵札としてレートを上げたりもできる最強のカードとなります!

ラウンドの流れ

バトル中、キャラクターごとに出す自分の強さを表すカードを「場札」と呼びます。1回の場札の比べ合いとその準備やダメージのやりとりを「ラウンド」と呼び、4つのフェイズで構成されます。

  1. セットフェイズ
  2. アクションフェイズ
  3. ダメージフェイズ
  4. クリンナップフェイズ

上記のフェイズを順に行っていき、クリンナップフェイズ後、セットフェイズからまた順に行っていきます。

各フェイズについて、1つずつご説明してまいります!

セットフェイズ

セットフェイズでは自分の場札を決め、公開するフェイズです。

場札のセット

セットフェイズでは最初に、手札からカードを1枚選び自分のキャラクターの前に場札として裏面で置きます。

その後全員の準備が整ったら同時に表に返します。

このとき、JOKERを公開したプレイヤーは好きなトランプのスートと数字を宣言し、そのJOKERは宣言した札として扱います。

クラッシュチェック

場札のセットが終わったら次に「クラッシュチェック」を行います。

場札の数が他のプレイヤーと同じとき「クラッシュ」となります。

クラッシュした場合、同じ数のキャラクター同士は1ダメージを受けます。なおJOKE同士もクラッシュし、その場合スートと数字の宣言はできません。

クラッシュした場合、すぐに「クリンナップフェイズ」に移行します。

アクションフェイズ

スキルの使用やレートを上げるフェイズです。

場札の数が最小のプレイヤーが最初のアクション権を得ます。

アクション権を持つプレイヤーは、

  • スキルの使用
  • レイズ
  • パス

のいずれかを行います。

その後、時計周りで次のプレイヤーにアクション権が移ります。

全てのプレイヤーがパスをして1周したら、アクションフェイズを終了します。

スキルの使用

各キャラクターが持つ特殊な能力を使用します。

バトルキャラクターのカードに記載されているコストの条件を満たすように必要な札を手札から選び、表面にしてコストエリアに置きます。

これを「コストの支払い」と呼びます。
コストは各カードに書かれているスート1つにつき、そのスートの札が1枚必要となります。

このとき絵札のカード(ジャック・クイーン・キング)はそのスート2つ分として扱うことができ、またJOKERは好きなトランプの札として扱うことができます。

※スキルに記載されている指示は、特に記載がない限りスキルを使用したキャラクターやカードのプレイヤーが実行します。

また「山」や「場」などのエリアやカードを示す語についても、特に記載がない限りはカードのプレイヤーのみを指します。

能力について
キャラクターの中にはコストを支払うスキルのほかに「能力」を持つ者もいます。
それらはアクションを必要とせず、記載されている能力を常に発揮しつづけます。
能力はスキルと違いコストがありません。

レイズ

戦闘の激しさである「レート」を上昇させるアクションです。

手札の中から絵札(どのスートでもよい)を1枚公開したあと、裏面でレートエリアに置くことで実行します。

レートやチャージにある自分のカードは、1枚につき、自分のキャラクターの場札の数を+1します。

レイズはアクション権を持っているプレイヤーは誰でも行えます。

レートとは?

この後行う「ダメージフェイズ」で与えられるバトルダメージの量を表し、レートエリアに置かれている札1枚につき1ずつ上昇します。

初期値は1となり1より小さくなることはありません。

チャージとは?

場札の数を増加させるエネルギーのことです。

チャージ1枚につきそれを持つキャラクターの場札の数が+1となり、キャラクターのスキルによって増減します。

例)

チャージ+2
山札から2枚を裏面のままチャージエリアに置く。
チャージ-1
チャージエリアから1枚を裏面のまま選び、表面にして捨て札エリアに置く。

ダメージフェイズ

アクションフェイズを各プレイヤーが指定、実行したアクションの結果を処理するフェイズです。

クラッシュチェック

クラッシュチェックを行います。
クラッシュした場合、すぐに「クリンナップフェイズ」に移行します。

勝敗の決定

場札の数で勝敗を決めます。

場札が最大のキャラクターが勝利となり、敗北したキャラクター全員は、レートと同じ数のダメージを受けます。

ダメージを受けたら、現在のレート数だけ、自分のライフのカードを表面にして捨て札エリアに置きます。

キャラクターの退場

キャラクターのライフが0になった時点でそのキャラクターは退場となります。

退場したキャラクターは脇に置いておき、そのプレイヤーとキャラクターは「クリンナップフェイズ」までいないものとして扱い、そのラウンドでは何もできず何もされません。

クリンナップフェイズ

キャラクターの態勢を整え、次のラウンドに備えるフェイズです。

  1. レートエリアからすべてのカードを持ち主の捨て札エリアに置きます。
  2. 各プレイヤーは自分の場札、チャージエリア、コストエリアのカードを表面にしてすべて捨てます。(捨てる順番は自由です)これを「廃棄」と呼びます。
  3. バトルキャラクターがいないプレイヤーは、残りの退場していないキャラクターをキャラクターエリアから1人選び、表面にして置きます。
    「LIFE」と同じ数のカードを山札から取りライフエリアに裏面にして、置きます。これを「参戦」と呼びます。
  4. 各プレイヤーは自分の手札を好きな枚数捨てることができます。その後、バトルキャラクターの「HAND」と同じ枚数になるまで山札から引きます。
    *なお、このときバトルキャラクターの「HAND」よりも多い枚数の手札があるプレイヤーは、同じ数になるまで捨てなければなりません。

※注意
クリンナップフェイズの最中にキャラクターが退場した場合、そのプレイヤーは最初からクリンナップフェイズをやり直します。
クリンナップフェイズが終わったらそのラウンドも終了し、新たなラウンドのセットフェイズが始まります。

上記の各フェイズを繰り返していき、最後まで自身のキャラクターが残っていたプレイヤーがバトルの勝者となります!

『トリックギア(TRicK GEAR)』の魅力

トランプのスートと数字を使い、相手と戦うという点が自分は大変面白いなと思いました。

トランプの数字そのものでのダメージではなく、スートと数字を使ってスキルなどによるダメージ量の上昇、スートと数字がキャラクターと一致する場合には「第3のJOKER」として利用できるなど、戦略性なども高く考えられております!

また、使用するキャラクターも複数あり、リプレイ性も高く、何度でも遊べるゲームだと感じました。

それ以外にも、記事の最初に書いたとおり、様々な作品とのコラボが行われております!

現在コラボしている作品は